「久留米絣」がアウトドアショートパンツに!
3サイズ展開・新色追加









2020年にMakuakeにて発表し、多くの方にご支援いただいた「久留米絣のアウトドアショーツ」。
2021年は、3サイズ展開・新色を追加。ユニセックス(男女共用)サイズにご要望の多かったLサイズを追加いたしました。

久留米絣の素晴らしさを活かし、アウトドアシーンでも快適に使用できるように徹底的にこだわり抜きました。
長くご愛用いただけるように、修理対応などのアフターサービスもご用意しています。
久留米絣のアウトドアショーツとは

特徴1:「久留米絣」の良さを活かした、アウトドア仕様ショーツ。
生地は綿100%。やわらかい着心地と風合いの良さが久留米絣の特徴です。
アウトドアシーンで活躍するように、少し厚めの生地を採用。にも関わらず非常に着心地が柔らかい!
履けば履くほど、自身の肌に馴染んでいく感じを楽しめます!
男女兼用でお使いいただけるように細部のカタチまでこだわりました。
お好みのウエスト位置に調整できるよう、ウエストベルトを採用しています。必要に応じて柔軟に調整可能です。
特徴2:夏は涼しく冬は暖かい。通気性も抜群。
肌馴染みの良い木綿生地なので、夏は涼しくて、冬は暖かい!
しっかりした生地にもかかわらず、通気性抜群で熱がこもりにくくなっています。
多様なシーンに応じて、オールシーズンお使いいただける汎用性の高さも魅力です。
特徴3:複数の生地を組み合わせて独自性を表現。
生地を3種類使用し、配色パターンに独自性を持たせています。
ひとつひとつ丁寧に職人さんが縫製作業を行なっています。
「絣」(かすり)は日本を代表する伝統的な木綿織物です。
織る際に柄がかすれて見えることから「かすり」と名付けられたと言われています。
久留米絣の特徴は、くくり染めをした経(たて)糸と緯(よこ)糸をあわせた複雑な柄の素晴らしさと、着るたびに肌に馴染む風合いの良さにあります。
↓久留米絣紹介ムービー(織元 坂田織物さん提供)
久留米絣のアウトドアショーツは、久留米絣の素晴らしさを皆さんに知ってもらいたいとの想いを持たれた、坂田織物さんとのコラボによって生まれました。
絣(かすり)が出来上がるまでの作業はおよそ30工程にも及び、完成まで約2ヶ月要します。無形文化財に指定されている久留米絣の複雑で高度な伝統技法によって、ひとつひとつ丁寧に作られています。
1. 柄づくり(図案) | まず、絣の柄のデザインを行います。久留米絣づくりはここから始まります。 |
2. 絵紙 | デザイン画を方眼紙のような図案専用用紙に書き、経緯(たてよこ)糸の配分・配置を決めます。経糸だけでも柄・糸の種類によっては、1100本近くの糸を使用します。 |
3. 経尺づくり | 手織りの場合、絵紙に合わせて経尺をつくります。これは後に工程に出てくる、くくり作業で必要となります。 |
4. 下絵 | 仕上がり時に、縮みなどが生じるため、その縮み分を計算し、絵紙を書き直します。 |
5. 絵糸書 | 緯糸の柄部分をくくる際、目標となる種糸を作ります。 |
6. 経はえ(たてはえ) | 絣の経糸配分が決まると織るのに必要な糸を用意します。通常750本〜1120本の経糸を使用します。 |
7. 緯(ぬき)はえ・整緯 | 経糸と同様に織るのに必要な緯糸を用意します。 |
8. 糸たき(精練) | 糸の不純物を取り除くため、2〜4時間ほど沸騰したお湯につけます。 |
9. さらし(漂白) | 絣の経糸配分が決まると織るのに必要な糸を用意します。通常750本〜1120本の経糸を使用します。 |
10. のりづけ | 作業を進める時に、糸の乱れを防ぐため、糸にのりをつけます。 |
11. 括り(くくり) | 柄になる部分を糸や※粗苧(あらそ)で縛ります。また、機械によるくくりもあります。くくった部分は、染色時に色がつかずほどいたところが柄になっていきます。 ※粗苧(あらそ)→麻の一種をひも状にする |
12. 藍建 | 藍染で染めるための準備を藍建(あいだて)といいます。 |
13. 藍染・化学染色 | 糸の染色を行います。藍染めは染まりをよくするため、糸をたたき空気を入れ、酸化させ染めるという作業を15〜20回ほど行います。 |
14. 水洗い | 染めた際、糸についた不純物やアクなどを洗い流します。 |
15. 絣解き(かすりほどき) | 括った部分をほどきます。 |
16. 水洗い | 再び洗い染めた色を際立たせます。 |
17. のりづけ・乾燥 | 織りの工程へ入る前糸が乱れないよう、再びのりづけし、天日干しをします。 |
18. 経割(柄あわせ) | 経糸を柄になるよう束ねていきます。 |
19. 割り込み・筬通し | 絵紙で決めた糸数にならい無地糸とかすりを並べていきます。 |
20. 経巻き(たてまき) | 織り機に経糸をセットするため、巻き箱に巻き取ります。 |
21. アゼかけ(綜こう通し) | 巻き箱に巻き取ったものを上下に分かれた綜こうに通します。 |
22. 機仕掛 | 経糸を一本一本繋いで織り機にセットします。 |
23. 緯割 | 図案の配分を考え、緯糸を糸篠にあわせて割ります。 |
24. 枠上げ | 緯糸を緯取枠に巻きます。 |
25. 管巻・トング巻き | 緯は、手織りの場合は、緯取枠から杼に入れる竹管に巻き、動力織りの場合はトングという板に巻きます。 |
26. 織り | 手織りと動力機による織りがあり、どちらも経験と技術を必要とします。 |
27. 湯のし・乾燥 | 織りあがった布を、防縮・色とめをかね湯通し、乾燥させます。そうすることで、工程途中につけた糊が取れ、風合いがよくなります。 |
28. 整反(せいたん) | 傷などの有無を検査・確認しながら長さをはかります。 |
29. 検査 | 久留米がすり協同組合にて検査・合格したものが、ようやく皆様のもとへ届きます。 |
工場内は、採光の工夫がなされており、陽の光のみでも非常に明るいです。
手織と動力機による織りがあり、どちらも経験と技術を必要とします。
あのトヨタの繊維機械がいまだに現役で稼働しています。
仕上がった時の風合いが違うからと坂田織物さんのこだわりです。
【カラー】
ライトグレー x ネイビー / イエロー x グレー / ブルー x オリーブ / ブラック
【サイズ】
S・M・L
ユニセックス(男女共用)
※ウエスト部分はゴム紐を採用しており、伸縮性が高いつくりになっています。
※調整可能なウエストベルトも付属。
サイズ | 丈 | ウエスト | ヒップ | ワタリ幅 | 股下 | 裾幅 |
S | 44cm | 68〜90cm | 100cm | 33.0cm | 20.5cm | 27.0cm |
M | 47cm | 76〜98cm | 106cm | 34.5cm | 23cm | 28.0cm |
L | 50cm | 84〜106cm | 112cm | 36.0cm | 25.5cm | 29.0cm |
LIGHT GRAY x NAVY
Lサイズ着用:ゆったり目
モデル男性:身長176cm、体重63kg
YELLOW x GRAY
Sサイズ着用:ジャストサイズ
モデル女性:身長166cm、体重53kg
BLUE x OLIVE
Mサイズ着用:ジャストサイズ
モデル男性:身長176cm、体重63kg
BLACK
Mサイズ着用:ジャストサイズ
モデル男性:身長176cm、体重63kg
※写真は出来る限り、実物の色に近づけるように撮影しておりますが、お客様の閲覧環境により、実際の商品と色の印象が異なる場合がございます。何卒ご了承ください。